6月１８日と１９日にかけて、入院中のターミナル（終末期）の方の自宅への外泊のお手伝いをさせて頂きました。今回を含めてターミナルで自宅への外出や外泊を依頼されることが多くなってきていることを感じます。ターミナル状況になって。皆さん自宅への回帰の「想い」が強く「どうしても一度帰りたい！」と！また家族の方たちも「自宅で一緒に過ごしたい！」との「想い」が強く感じます。様々なお体の状態（点滴・酸素・寝たきり・ストーマ・バルーン等）や、自宅の環境（玄関の段差・部屋や廊下の狭さや複雑さ・階段等）を乗り越えてでも希望されます。私たちはその「想い」に少しでも応えることができるようにとの想いで、お手伝いさせていただいています。今回のお宅は写真のように２回に居住スペースがあり急な階段を上がっていくというミッションでした。「自動階段昇降機」を使い慎重にお部屋までお連れし一泊されて医療施設へとお送りしました。「外泊。ゆっくりできました？」とお声掛けするととっても素晴らしい笑顔で「ゆっくりできました。」「みんなが、手取り足取りしてくれて、いっぱいご近所の人も来てくれました。」「本当に帰れてよかった！」と応えてくださいました。ご家族の方も「また帰れたらよいね！」と話されていました。これぞ、「福祉タクシー　きずな」の仕事してて良かった。と思う瞬間です。本人・家族の「想い」に寄り添いながら、それにこたえれるようにこれからも精進したいと思います。

寝たきりでも対応できる　　　　　　　　　　　　　　　自動階段昇降機（紺扱い方も対応します。）

（脊損者専用）リクライニング車椅子

順次、わが社の対応機器をお知らせいたします。